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I N みなかみ町 たくみの里
今年の夏、群馬県みなかみ町にて、オシムKickoffカップを開催いたします。この美しい町は、元日本代表監督イビチャ・オシムさんが愛した場所でもあります。この特別なサッカー大会は、彼の名を冠し、彼の遺志を引き継ぐことを目的としています。
大会初日の夜には、宿泊先での特別セッションを予定しています。元日本代表監督を日本に迎え入れ、多くの代表選手を育て上げた伝説的なジェネラルマネージャー、祖母井さんによるセッションが行われます。子どもたち向けのセッション、指導者向けのセッションがあり、それぞれが学びと成長の機会を提供します。
また、参加チーム同士の交流会も開催され、サッカーを通じた友情と絆を深める場となります。この交流会は、子どもたちだけでなく、その家族や指導者たちにとっても貴重な体験となることでしょう。
オシムKickoffカップにぜひお越しください。子どもたちの笑顔、熱いプレー、そしてオシム監督の精神が息づくこの大会を一緒に盛り上げましょう。たくさんの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
多数のJリーグ
元ジェネラルマネージャ
祖母井 秀隆



オシム監督について
日本代表監督だったイビチャ・オシム監督のことをご存知でしょうか。
オシムファミリーは群馬県たくみの里が大好きだったんですよ。このまちで子どもたちのサッカー大会を行うことは彼も喜ばれると思います。彼は何を私たちに残そうとされていたのか、私なりに考えてみました。
まず「未来人」とは子どもたち全員に当てはまる言葉で、二元論的な表現、勝組と負組ではなく全ての人にあたたかい視線が届くような環境、社会、スポーツも同様な捉え方が大事だと思っています。みなさまはいまのスポーツの世界をどのように見ていますか。試合に出場できない子どもたちが少子化の中で増えています。この現象は子どもたちの問題でしょうか。
違いますよね。大人たちの狭い視野から起こっている問題です。オシム監督はファミリーを大事にされていました。
チームはファミリーなんです。背の高い人、低い人、足が速い人、遅い人、人間って一人ひとり違った特長を持って生を受けています。その多様な特長を持ったひとたちをリスペクトすることが大事です。
いつもオシムさんは私たちに投げかけていました。プロの集団でも子どもの集団でも同じように捉えないといけませんね。って天国からオシムさんが言ってくれている気がします。オシム杯という表現が良いのか分かりませんが。
このオシム杯に参加された子どもたち、お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、それとオシムファミリーが大好きだったたくみの里のみなさんと一緒に「日本の未来」を考えて行きましょう!その一歩がたくみの里からスタートすることをオシムさんは喜んでいると思います。
B y 祖母井 秀隆
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